地域の文化施策推進体制構築のためのフォーラム
~地域の“アーツカウンシル”の在り方を共に考える

地域ACフォーラムチラシ開催趣旨

地域の課題に即した組織体系や適切な支援・振興対象などの在り方についての再考及び各組織間の連携と持続可能な仕組みづくりの実現のため、本フォーラムの開催により、関係の地方公共団体等から実情に即した課題・対応事例等の抽出や議論を行うとともに、これらの結果を基にした、今後の効果的な施策遂行に資する検討を行います。

開催日時

平成31年2月1日(金)9時30分~15時20分
(受付:9時~ 研修交流センター/12時40分~ 中ホール)

開催場所

アクトシティ浜松(午前:研修交流センター、午後:中ホール)
http://www.actcity.jp/
(JR浜松駅 徒歩5~10分)

参加対象

地域のアーツカウンシル的組織を既に設置、あるいは設置を検討している自治体・文化財団等の関係者のほか、文化政策の研究者や学生、各地で文化芸術事業を行う団体、本件に興味を持つ一般の方 等

参加

無料・要事前申込(締切:平成31年1月30日(水)) ※締め切りました。

内容

時間 内容 場所
[第1部]
9:30~10:15
基調講演とディスカッション課題の説明

フォーラム議長 片山 泰輔
(静岡文化芸術大学文化政策学部教授・大学院文化政策研究科教授)

研修交流センター
音楽工房ホール
[第2部]
10:30~12:10
セッション(テーマ別のグループディスカッション)

セッションテーマ

A. 地域でつくる意義と効果 ~支援で何をどう変化させるのか~

※「目的」と「評価」についてのテーマ
自治体が、地域の文化施策推進組織を設立し、地域の市民文化団体、芸術文化団体、芸術家、中間支援組織等に対して、助成、助言、ネットワーク形成等といった支援を行うのは、どのような政策目的を達成するためなのでしょうか。地域の文化的状況がどのように変われば、目的が達成されたと評価できるのか、組織をつくることの意義や効果について、アーツカウンシルにおける「評価」の在り方を踏まえて議論します。

B. 地域に必要な人とちから ~専門的人材に求められる能力~

※「専門人材」についてのテーマ
アーツカウンシルをはじめ、地域の文化施策推進組織の充実が求められる大きな理由は専門的人材の必要性にあります。専門的人材に求められるものとして、文化や芸術、経営、法律、行政など様々な知識のほか、調査研究、コーディネート、コンサルティング、観光等他分野との連携など、様々な能力が考えられますが、各地域ではどういうニーズがあり、そのためにいま本当に必要な人材や能力はどういうものなのか、各地の現状を踏まえつつ議論します。

C. 地域に合った組織のかたち ~地域の文化施策推進組織と行政との関係~

※「組織の在り方」についてのテーマ
日本における地域の文化施策推進組織は、どのような組織形態がのぞましいのか、文化財団内、行政の審議会等、現在、様々な模索が行われています。行政による支援を行う以上、アーツカウンシル機能をそこから完全に切り離すことは不可能ですが、単なる行政の執行機関に陥ることなく、地域の文化芸術を振興し、より良い地域社会を実現していくための組織の在り方について、2020年に向けた短期的な視点と、その後を見据えた中長期の視点の両方から議論していきます。

※各テーマの詳細はテーマ名をクリックしてご確認ください。

セッションファシリテーター(五十音順)

戸舘 正史
(愛媛大学社会共創学部地域資源マネジメント学科助教/松山ブンカ・ラボ ディレクター)
森 隆一郎
(文化事業プロデューサー)
若林 朋子
(プロジェクト・コーディネーター/プランナー/立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科特任准教授)

研修交流センター
会議室
[第3部]
13:10~14:10
パネルディスカッション

議長 片山 泰輔
パネリスト:戸舘 正史、森 隆一郎、若林 朋子

中ホール
[第4部]
14:20~15:20
記念講演 「ミッション志向型組織をどう創るか-地域版アーツカウンシルを機能させるために-」

片山 正夫(公益財団法人セゾン文化財団 理事長)

中ホール

実施報告書

実施報告書データ(A5判68頁/13MB)は以下よりダウンロードできます。

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